河口？ 入り江？ 河原？
綺麗な場所にいるわたし
浅瀬を流れる透明な水
周囲にだれかいる気配がしてるけど目には見えていない
ひざ下まで水につかって、石ころの上を歩いていると
” 水の中の掃除をしなさい ” と声が聞こえてきた
綺麗な流れの中に目に入るごみなどどこにもない
ふと、足元の石の中に透明なクリアファイル！？ クリアケース？
らしきものが沈んでいるのを見つけた
手に取って持ち上げて、中に白い紙らしきものが入っていることに気が付いた
ふたを開けて、その紙を手に取った瞬間
目が覚めた
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不思議な夢だった
賽の河原？ まさか・・・・・
綺麗な場所だったな
のどかな平野？田舎町を丘の上から眺めているわたし
すると父と母が目の前の景色の中に現れた
父と母の後方に何かおかしな蒸気？雲？が見え始めた。
（竜巻？ なんだろう・・・・・まだはっきりわからない）
するとそれが地面から噴出していることに気が付いた
噴気だ・・・・・
田んぼや畑、まばらに立っている家々
そんな地面から噴き出している水蒸気
すると上空高く噴煙が立ち上り始めた
噴火だ！
赤色のマグマが液体のように噴出し始めた
1か所だけ見えていたのに
離れた地面から次々に噴火が始まった
地面に亀裂が走る
これは・・・・やばい
街中で噴火が起こり始めた
まさか カルデラのように地面が落下するのか？
父母の表情がすごく心配そうな顔でわたしを眺めている
そこで目が覚めた
場所は大阪
高層ビルの喫茶店
目の前に明日香さんが座ってる
うちとふたりで
初対面のふたり
なのにかなり砕けた口調の明日香さん
まるで何年来のお友達のような
うちは緊張してるのか、いつもの調子じゃない
すると、目の前の明日香さんが
” な～にたどたどしくしゃべってるの、 いつもの調子でいいじゃない ”
そしてにっこり笑った
鼻筋にしわを寄せながら
この一言で、なんだかいつもの自分が気兼ねなく出せるようになった
お互いのことをまるですでに知っているように友達感覚でしゃべりだせる
初対面なのにおかしな感覚
そして目が覚めた
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目覚めてから声や表情をしっかり覚えている
本当に会ってきたかのようだ
心の中で決着をつけさせてくれたのかな
お別れの
神無月に
