場所は大阪
高層ビルの喫茶店
目の前に明日香さんが座ってる
うちとふたりで
初対面のふたり
なのにかなり砕けた口調の明日香さん
まるで何年来のお友達のような
うちは緊張してるのか、いつもの調子じゃない
すると、目の前の明日香さんが
” な~にたどたどしくしゃべってるの、 いつもの調子でいいじゃない ”
そしてにっこり笑った
鼻筋にしわを寄せながら
この一言で、なんだかいつもの自分が気兼ねなく出せるようになった
お互いのことをまるですでに知っているように友達感覚でしゃべりだせる
初対面なのにおかしな感覚
そして目が覚めた
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目覚めてから声や表情をしっかり覚えている
本当に会ってきたかのようだ
心の中で決着をつけさせてくれたのかな
お別れの
神無月に
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