2023年7月22日土曜日

出会いと別れ

 昨年末12月26日に救急搬送されたお客様の鈴木さんのおばさん

今年(令和5年)4月26日に心筋梗塞で入院中にお亡くなりになられた。

残された一人息子さんを車に乗せて平成29年の未払だった地元の牛乳屋さんの代金を

地元にこれからも住む覚悟でいる以上、残債の完済をして大手を振って町を歩かせたかったので早朝に一人息子さんに電話をして残金4万円の支払い能力があるかないかを確認後、牛乳店まで乗せて行ってあげ、支払いを済ませてきた。知的障害2級なので事の経緯を母親からは聞かされていなかったのでうちが店主に説明してお詫びの品とともに返済。店主ももうあきらめて忘れていた債権だったらしく大喜びをしてくれた。(午前10時半ごろ)

ひとり息子さんを自宅まで送り届けて、お店を再開して、13時になりかけた時にまたこの息子さんから電話が入った。

病院から緊急の電話が入り、タクシーで病院に行き、病室からの電話だった。母親が心筋梗塞で亡くなったと・・・・泣きながらの報告だった。この日の朝もいつものように目覚めていたって調子が良かったのが10時半ごろに急変を起こして亡くなったとの病院からの報告だった。

 ずっと気になっていた地元のお店の債務の支払いを完了したと同時に体調の急変なんて・・・・。

娘婿さんも勤め先から病院に駆けつけて葬儀の段取りをしてくれていた。

この日の夕方に息子さんからうちに電話があり、通夜は行わなく、告別式のみ2日後に行うとのことで、なんとか葬儀場の確保は済ませたとのこと。


4月28日の告別式当日、お店を午前中だけ臨時閉店して葬儀場に到着。

ひとり息子さん、娘婿さんとその母親、そしてうちの4名だけの葬儀。

お金がない状況なので娘婿さんが葬儀会場に掛け合ってくれていた。小部屋を借りただけで祭壇もなし。

告別式にお経をあげてくれる住職もなし。

お花は花束を1つ棺桶の上。


お線香の灰も残っていないので、誰かお経を読んであげたのか尋ねても誰もあげていないとのこと。(お亡くなりになられて告別式までの間)

なので素人ながらうちが暗記している般若心経を納棺されているおばさんにあげてあげた。

もちろんお供え物とご香典も持参してきていたのでお供えしてあげて・・・・。


鈴木家は曹洞宗。うちは浄土真宗なのでお経が違うことを考慮しての無難な般若心経にした。

1時間ほど経過して霊柩車が到着。お見送りをしてあげて一人息子と娘婿さんの2名が火葬場に同乗していった。うちはすぐに帰路へ。12時には再開店できた。


翌日、気になっていたので息子さんに電話をして仏壇に骨壺を置いてあげて、お供え物をしてあげたのか尋ねたら、案の定やっていないとのこと。荼毘に付されても住職によるお経は一切していないとのこと。

18時半に閉店後、すぐに自転車で鈴木家に直行して、お仏壇のセッティングをしてあげて、お水とお茶、そして果物をお供えしてあげて、般若心経をあげてきてあげた。

息子さんにも毎朝、かならず炊き立てご飯とお水はお供えしてあげることと教えてきた。

この日から4日連続閉店後にお参りに行ってあげた。


初七日法要も、49日法要もなし。

だけど、7月21日に娘婿さんがこの息子さんを車に乗せて生まれ故郷である新城市のお寺にある先祖代々のお墓に納骨をしてあげて住職のお経を初めて受けてきたとの報告がその人夜に電話であった。

やれやれだ・・・・・・これでおばさんは成仏できる


亡くなってからこの日まで本職である住職のお経がなかったので内心すごく心配だった。おばさんは心筋梗塞で一瞬で息を引き取ってしまっていたので自らがなくなった自覚がないんじゃないかと。自分の経験則からして、自らの葬儀や住職のお経を聞いて初めて自分が死んでしまったと気が付くものだから(突然亡くなった場合)。

うちの般若心経はそんなおばさんに亡くなってることを気づかせてあげるためにしてあげていたんだから。


平成29年にうちの前に突然現れ、夢の中でこの親子を救ってあげてくれと黄色と黄緑色の2匹の蛇に頼まれたことがきっかけで債務地獄から救出してあげた超不思議な出会いも幕をおろした。

この親子の救出のために様々なことをしてあげたことが、自分のさらなる成長を加速してくれたことは言うまでもない。

不思議なことなんだけど、このおばさんが昨年12月に自宅で倒れて、そこからはうちのお店から一切お買い物は途絶えたまま。しょうがないこと。

だけど、そんな12月にふらりとうちのお店で買い物を初めてしてくれた男性が現れた。

引っ越して来たばかりの独居の62歳の人。杖を突いてびっこをひいいてる。

来店2回目の夜に、うちの夢にこの人が現れた。

夢の中でこの人の後頭部を手で押さえつけて水面に顔を沈めようとしている誰かがいる。苦しくて激しく抵抗して水面から顔をあげるけど、またすぐに突っ込まれる。そんな状況をじっと見てる夢。

目が覚めて、この夢が意味することってなんだろうとひとり考えた。


今年になり10日に一度くらいお買い物をしてくれるので声をかけてみた。

大型トラックで長距離の運送を長年してきたそうで、令和4年7月に背骨に激しい痛みが走り、背骨が前後に湾曲してしまう病気になってしまい、6時間に及ぶ手術をしてきたそう。

ローンを組んだマンションも自家用車も治療費の捻出のために手放して、仕事もできなくなり退職して、術後でも激しい痛みが襲うことで病院を転々と探しては受診して、ようやく痛みに対して真剣に向き合ってくれる医者を見つけられたと。


来店してくれるのはうれしいけれど、毎日パンとカップ麺を購入。そんな日が5日も連続したので「ひょっとして毎日毎食食べてないですか?」と尋ねたら、案の定そうだった。

「食堂と胃がやられちゃいますょ」と言うと、30年使ってきた炊飯器が壊れたのでお米が長けないんだ。レンジでチンするご飯は高くて買えないから・・・・・と答えた。


夢といい、金欠状況と言いまるで鈴木さんとの出会いを再現しているような不思議感。

ひょっとしてこの人を助けてあげてってことか? となんとなく気が付いて、お店に併設してある談話のためのカウンターでコーヒーでも出してあげて話を聞いてあげることにした。

翌月の生活保護費が入ったら格安の炊飯器を買いたいとのこと。でも格安でも7千円は出費してしまうので生活に余裕はないとのこと。

なので、

「うちに任せといて! 炊飯器、お客さんに声をかけて使っていない綺麗なのをもってたら頂戴と言うからさ」と。

 

 翌日には「炊飯器なら1年ほどしか使ってない新しいものがあるからあげるわ」と言ってくれたお客様がでてきた。翌日にはこの男性のうちに持って行ってあげたら、びっくりしてめちゃくちゃ喜んでくれた。

「あと、欲しいものはないの? またはうちにしてほしいことないの?」と尋ねると

電気ポッドも古くて壊れそうだし、仏壇にお供えする茶器も割れてしまい無いという。

「わかった!全部うちに任せてね、全部タダで調達してあげるからさ」と。

お客様に声を掛けたら電気ポッドも綺麗な中古をくれた。仏具の茶器はうちが持っていた

メーカーの景品で未使用の切子のガラスおちょこをあげた。


「カーテンの裾が床についちゃって、開閉のたびに擦れちゃう(この市営住宅のカーテンレールの設定がかなり低めなので)からだれか丈をあげてくれないかなと尋ねるので、これはうちが持ち帰り閉店後の22時ごろから4枚のカーテンの丈を直してあげた。


落ち着いて読書とか書き物をするための机として木製の化粧台をいらないかなと?という女性のお客様が現れたのでこの人に尋ねたら欲しいというので車に乗せて持って行ってあげた。


うちがいろいろなお客様から「食べやあな!」といただく食品類も半分ずつ分けてあげて差入れしてあげた。


ピリピリしてた表情や、うつむき加減でしゃべっていた姿勢も、今は笑みさえ出て楽しそうに会話してくれるまでになってきた。

でも、なんか気になるのが体調。どこかおかしいところがないか尋ねると、

「先週2週間ほど、姿を見せなかったでしょ、緊急入院してたんだ、腸閉そくになって」と。


でも、本人はこれまで胃腸の調子なんて悪くしたことないのに急にお腹が痛くなり、総合病院に受診したら即入院。手術はしなくてもよかったんだけど2週間の入院になってしまったそうで。


なーんか気になる。

「ねぇねぇ、あのさぁ、新型コロナワクチン接種って何回したの?」と尋ねてみたら

接種証明を保管してあるけど4回接種したとのこと。その4回目接種後数日後に腹痛がおきたと。

「腸閉塞、イレウスだよね、よく見てなょ、これからPCでワクチン副反応データーベースというサイトにアクセスして同じような症状の人が報告されているか検索してデーターとして出してあげるわ」と。


でてくるでてくる・・・・・・・本人も呆然


まさか、ワクチンによる後遺症なのか? ワクチンって良いものじゃないのか?と尋ねてくるのでこれまで知りえた3年間分の知識を伝えてあげたら


(◎_◎;) 4回打った俺はどうなるの?この先・・・・・


他におかしいところってどこかないの?と尋ねたら

「時々だけどめまいがくるようになった」

「左目の遠近が時々だけどおかしくなる」

と、教えてくれた。


「もう十分なほど副反応あるじゃん、それワクチン後遺症専門病院に受診しなかん! うちが紹介してあげるわ」


と、市内に3軒しかないクリニックの一つを印刷して行くように勧めてあげた。


行動力は抜群にある人なので予約をすぐに入れて受診してきて報告してくれた。


「接種側の腕からの採血がまったく血がでてこない」

「指先から採血した赤血球像検査で団子状に連鎖していて流れが極度に悪い」


「これはワクチンによるものですね」と医師からの診断。


これでうちのお客さんでワクチン後遺症の人が5人目。


なんだか、あの夢ってこの人が生活保護から脱出できて年金生活が始まる2年後まで

助けてやってくれないか?とってもとっても一人で苦しんでいる生真面目さんだから・・・・ということだったのかな。



神仏からのうちへの依頼だとしたら 

(*´▽`*) しょうがないな~神様ったら♪






0 件のコメント:

コメントを投稿