今朝の夢
断片的にしか記憶に残っていないけれど・・・
夢の中では夜中
群衆が逃げまどって暗闇の中を右往左往とさまよっている
月明かりなのか 星明りなのか
ぼんやりとしか周囲はわからない
夜空を見上げた時に純白の巨塔がそびえたっていることに気が付いた
その屋上にみえる人の姿
真っ白なワンピース姿
長いストレートヘアを腰あたりまでのばしてるわかい女性が
下界を見下ろしている
こんな暗がりじゃ見えないはずなのに目に飛び込んでくるのははっきりとした姿の女性
うっすらとひかってる
” 逃げなきゃ・・・・”
群衆にのみこまれて行き場を失いかけてる私
こっちだ・・・・
と、人の波をかき分けて進むわたし
そんな時、右の手がぶつかってひかかった人がいた
顔は暗くて見えない
わたしとは反対方向に進もうとしている人
何故か、その人の手を取ってわたしは自ら進むべき方向に強引に連れてゆく
”こっちじゃないと 助からない・・・・”
そんな直感を信じての判断
反対に進む人の群れをかき分けてたどり着いたのは浜辺
” 着いた・・・・ふぅ・・・・ ”
手をつないだまま 砂浜に大の字であおむけに倒れこんだ
静かな波の音がしてる
頭上には無数のきらめく星
” ここなら もう大丈夫 ”
繋いだ手の相手を眺めてみる
徐々に見え始めてきた
” あ! ”
” いずみさん・・・ ”
心の中で叫ぶけど声にはださない
相手も驚いているみたい
こっちを見て微笑んでいる
紺色のワンピース姿
全身ずぶぬれ
握った手も濡れている
手を握り合ったまま夜空を見上げてる二人
握った手を 自らのお腹の上に置く彼女
ぷっくりと膨らんでいるお腹
” あ・・・赤ちゃんがいる・・・・”
命を宿してる
いろいろなことがあったけれどすべてはもう過去のこと
今はもう懐かしい想い出
群衆が向かった先から聞こえる悲鳴
うちらは助かったんだ・・・・
目が覚めた。
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