机の向かい側から語りかけてくる声
姿は見えないけれど
その声が誰なのかは分かった
忘れてしまっていたのに記憶がよみがえってきた
懐かしい声
7年半も付き合っていた彼女の声
うちに
「どうして一人でいるの?」
「なんで一人なのょ・・・・」
「
「悩み事でもあるの? 言ってごらんよ」
言っても言わなくても今更・・・・
悩みと言うほどではないんだけれど
心の奥にしまいこんできた思いを声にしてみる
すると甘い香りがしはじめた
淡い金木犀のような香り
そして目が覚めた
起きてもその香りがした
深夜1時12分
深夜1時12分
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