不思議な感覚
全身にかかる圧力
大海原の海面に浮いているわたし
さぁ 潜らなきゃ・・・・
そう思い、どんどん垂直にもぐってゆく
だんだんと暗くなってゆく
視界がダークブルーから黒色に変わってゆく
ふと ここの深さが「150」と頭に入ってきた
単位はわからないけど
150ってなんだろう
すると全身と心がきしみ始めた
” ここらが限界なんだ・・・・もう無理だな・・・・ ”
そう決断して
縦の体を横にする
全身に均等に圧がかかるように
ゆっくりと 揺らめきながら浮上しはじめた
その揺らめきがすごく心地よくて気持ちがいい
ゆっくりと視界が明るくなってゆく
キラキラしはじめた
そして海面に浮上した
ふう・・・・・と全身の力が抜けた
場面がかわり同じような光景を眺めている私
見知らぬ人が同じようにもぐってゆくのをまるで水槽の外側から
眺めているんだ
どんどん垂直にもぐってゆく
「100」という数字がみえたとたん
潜水している人は苦しそうにもがき始め
海面に向かい垂直に急浮上してゆく
速い・・・・・・
すると声が聞こえてきた
姿もない空間に響き渡る声で
” これがお前との違いじゃ ”
どういうことか初めは気が付けなかったけど
なんとなくわかってきた
この海原は「人の心」の中なんだ
そして
ここで目が覚めた
時計を見ると5時20分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
起きてしばらくこの夢を思い返していた
確か なんとなくだけど別の人が潜っていた姿は装備していた
物でもなく 体にいろいろな言葉?絵?がくっついていた
あれは・・・その人の知識や経験なのか・・・・・
それを身につけた上で心の奥底にもぐってゆく
誰かの心の奥底に
さらに誰かの人生の深淵部に
うちはそんな知識も無いし
経験もないけど
やってることは素潜り
この人たちよりももっと深い部分にまで潜ってた
大丈夫かな わたし
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